査定価格に差が出る原因
~原因が分かると査定書の活用力がUPします~

なぜ、同じ物件なのにこんなに差が出るのか、その原因を掴みやすいようにチェックリストをご用意しました、
このような時にご利用を
- 査定価格が10%以上の差があり、価格の根拠が必要。
- 裁判所の申請書に査定書を添付したが、差し戻された。
- 紛争の相手方の査定価格との差異について、準備書面に記述が必要だ。
✓「査定価格の妥当性を可視化し、先生方の売却業務を支援します。」
査定価格のチェックリスト
査定価格に10%以上の乖離がある場合、価格の算出根拠に違いがある可能性があります。
以下のチェックリストを活用し、査定価格の妥当性を確認してください。
チェック項目 | 重要度 |
1.先生は「査定価格の高い方に売却を任せたい」と言わなかったですか? ・不動産仲介は成約報酬制なので、査定価格に影響を与えることができます。 | ★★★ |
2.取引事例は、添付されていますか? | ★★★ |
3.取引事例の成約年月日は、1年以内ですか? | ★★ |
4.取引事例の建物の用途(住宅・店舗など)は、同じものですか? | ★★ |
5.取引事例と査定物件は、同一の小学校区ですか? | ★★ |
6.流通性比率は「1.0」ですか? | ★★ |
7.流通性比率が「1.0」ではない場合、その理由について記載がありますか? | ★★★ |
8.流通性比率は、1.0~0.8の範囲内ですか? | ★★ |
チェック結果
チェック項目に対して「いいえ」が多いほど、査定価格に乖離が生じる可能性が高くなります。
特に「重要度:★★★(高)」の項目が「いいえ」の場合、査定の妥当性を慎重に検討する必要があります。
ご不明な点がございましたら、下記からご依頼もしくは、「士業専用ダイアル」まで。お気軽にご相談ください。
先生方からのご提案や感想
弁護士(61期)の先生 「うん、なるほどと思いました。 弁護士の大半は不動産に詳しいわけではありませんし… 続きを読む |
査定額については、こちらが低めに出せば相手は当然、高めに出してくる。 そのあたりは互いに分かっているので、最終的には裁判所が“間を取る”形で落ち着くことが多いです。 でも、あまりにも金額差が大きい場合や、内容が薄い“紙ペラ1枚”の査定書が出てきたときには、不動産の専門家の意見がほしいなと思いますね。」 |
弁護士(73期)の先生 「小学校区などで、価格に影響が出ることってあるんですか?財産分与や相続の案件が… 続きを読む |
ほとんどなので、たいてい相手方がいて争いになることも多いんです。 だから、このような『査定価格のチェックリスト』があると、価格差があった時に直ぐに確認ができるので便利だと思いますね。」 |
弁護士(65期)の先生 「離婚や遺産分割協議などで、相手側から提示された査定書とこちらの査定額が異なることはよくあります。とはいえ… 続きを読む |
こちらも相手もそれなりの査定書を出してくるので、価格の間をとって合意に至るケースがほとんどです。 その意味で、価格の根拠を細かく争う場面は少ないかもしれませんが『価格に差が出る理由』が可視化されていることで、“あえて深追いしない判断”にも根拠が持てる。 このページのような整理があると、こちら側の判断や説明にも使いやすくていいと思います。 特に、相手方に代理人がいない場合などは、こうした情報を“共有の土台”として使うこともできそうです。」 |
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