シェアハウスはインターンシップ制度を支える役目|シェアハウス経営レポートvol.13AUTHOR :

UPDATE : 2022.09.05

シェアハウス経営レポート
2022.08
photo:シェアハウスあるある、外出前のコーディネートが全身被っちゃいました

社会情勢は影響大!?

2022年8月度の問合せ件数は19件と先月の予測通り、低調な結果となりました。やはり、3年ぶりに行動制限がない夏を迎えたことで、引越しの優先順位が低くなったことが大きく影響を及ぼしたと考えております。

競合先はUSJ!TESENのシェアハウスは負けない|シェアハウス経営レポートvol.5  

未来へ種を撒く、将来を見据えて

LINE相談室への問合せ件数は、引き続き20代前半の若年層が安定している一方で、当社シェアハウスの入居条件である20歳以上という年齢制限に掛かる問合せも散見されました。10代後半の方は、将来の入居者になる可能性があるので、ご希望されたらご見学にお越しいただき、シェアハウスの雰囲気を感じてもらうようにしています。

隠れた需要「外国人インターンシップ」

25歳の韓国人男性から問合せがありました。彼は、スイスの大学から日本のホテルへインターン生として来日して、1年間勤務される予定とのこと。話をお伺いすると、日本には友人や知人が全く居ないようです。

異国の地で働く大変さ

TESENのスタッフは、全員が海外生活を経験しているので異国の地で働く大変さを経験しています。そんな時に助けてくれたのが、シェアハウスで一緒に暮らすシェアメイトです。何でも相談できる友人が直ぐにできるシェアハウスは、彼のようなインターン生の暮らしには最適です。

インターンシップ制度を支える役目

これまでの外国人からの問合せは、ワーキングホリデー制度を利用する方か語学学校に通う学生が大半でした。今回のインターン生からの問合せで、シェアハウスには彼らの日本での生活を支える役目もあると再認識できました。

訪日外国人に不都合な日本の賃貸住宅事情

インターン生に限らず、訪日外国人のネックになっているのが、一般的に日本の賃貸契約期間が2年更新になっているところです。TESENのシェアハウスでは多様性を大切にしているので、このような障壁をできるだけなくしています。

インスタグラム広告再始動

シェアハウスのコアターゲットである20代の若年層向けに、9月よりインスタグラム広告の運用を再開します。費用対効果が低かったため、8月は運用を停止していましたが、最近「インスタグラム→LINE相談室への問合せ」という動線が目立つので、広告の運用を再開し、潜在顧客への訴求を行い反応を見ようと思います。

潜在顧客への訴求なので、内覧や成約に至らないことも多々あると思いますが、若年層はデジタルネイティブでもあり、SNSでの発信力、拡散力もあるので、TESENを認知してもらうという点において大きな成果が得られると推測しています。

9月の予測:人は、人から刺激を受けてのみ変わる!

9月は、毎年問合せが好調です。今回は7月、8月と行動制限のない夏を経て、なかなか会えなかった家族や友人と過ごす機会が増えたのではないかと考えています。

仲の良かった友人の結婚、転職、海外赴任、転居・・・。シェアハウスの運営をしていて、「人は、人から刺激を受けてのみ変わる!」と感じることが多くあります。

今年は、違う?

特に、やっと人との触れ合いができるようになって、周りの人の変化に刺激を受け、転職など大きな決断に踏み切る方が例年より多いのではないかと予測しています。

過去4年間を遡ると、毎年9月は20代半ば〜30代の問合せが特に増加する傾向がありますが、今年は年齢に偏りはなく20代前半からの問合せも増えると推測しています。

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