このシェアハウス経営レポートは、シェアハウスの素晴らしい「人が価値となる暮らし方」が日本中に広がることを願い毎月1度、定期的に投稿しています。シェアハウスの建築や運営などをお考えの方の参考になれば幸いです。
2022年3月度の問合せ状況
3月の問合せ件数は、17件と前年同月比の半数程度の件数となりました。理由は、ご想像のとおりです。ただ、問合せ内容に大きな変化がありました。
外国人の問合せが急増!入国規制緩和で即効果
これまで、コロナ禍により海外からの渡航や留学が制限されていましたが、やっと先月の2月末に入国規制緩和により、1日の入国者数上限が引き上げられました。その結果、外国人からの問合せが急増しました。
外国人からの問合せが増加したこともあり、ポータルサイトからの問合せ比率が全体の70%と大きく伸びました。これは外国人の場合、日本の土地勘がないためにエリアや予算など様々な条件で多くの物件を比較しやすいポータルサイトの利用者が多くなる傾向があるからです。
スイス在住のドイツ人女性(26歳)の場合
外国人の入国規制が緩和されてまもない3月初旬に、スイス在住のドイツ人女性(26歳)から問合せがありました。大阪の日本語学校へ入学するため1年前に申請したVISAがやっと発給されたようで、日本での生活の準備を進めているとのこと。
スイスでは、友人とルームシェアをしており、留学先の日本でも多様な人と一緒に住めるシェアハウスを希望されていました。オンライン内覧当日は、ちょうど入居者が仕事から帰って来る時間帯と重なりました。
やっぱり「人が価値となる暮らし方」は素晴らしい!
彼女は、オンラインですが入居者とも話をすることができ、内覧が終わる頃にはすっかり打ち解けた様子でした。もちろん、入居申込みもいただきました。このように、これから一緒に住む人たちと会話できると、大半の方が直ぐに入居を決断されます。
これこそがシェアハウスの魅力である「人が価値となる暮らし方」だと感じています。本来の人の暮らし方、モノではなくヒト。TESENのシェアハウスは、素敵な入居者の皆さんに恵まれています。
外国人がシェアハウスを選ぶ理由
今月、シェアハウスSEN OSAKAへ入居が決定した外国人(ドイツ人、アメリカ人)の入居理由は、日本語学校に入学して日本語を身に着け、もっと大好きな日本の文化を学びたいから。
彼らは、本当に日本が好きです。もう愛していると言っても、言い過ぎではありません。だから、日本人と共に生活できるシェアハウスに、日本語学校の寮があるにもかかわらず入居したいのです。
日本語学校は満員御礼!
今回、2人の話を聞いて、彼らが入学予定の語学学校に状況を聞きに訪問してみました。すると、VISAが一斉に発給されたこともあり、秋のクラスまで既に定員に達しており、キャンセル待ちが出るほど申し込みがあるそうです。
2022年4月度の予測:入国規制緩和で外国人が爆増か?
例年4月は、春の引っ越しシーズンも終わり3月に比べ問合せが減少します。過去4年間のデータを遡ってみると3月に比べ4月は、問合せ件数の平均は58%程度しかありません。
しかし今年は、外国人の入国規制が緩和され、ここ数年殆どなかった外国人からの問合せが増加すると確信しています。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
photo:今日、唐揚げつくるよ〜からはじまったby TESEN
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