2022年6月のシェアハウス経営レポートをお届けします。このレポートは、TESENブランドのシェアハウスを実際に経営している株式会社日本レイズの社内向け月次報告書を基に作成しています。私たちは、シェアハウス本来の魅力である「人が価値となる暮らし方」が日本全国に広がることを願っています。
今年最多の問合せ件数を記録!
2022年6月度の問合せ件数は、先月の予測「ズバリ!25件越え」が見事に的中し、今年最多の30件となりました。
増加理由を検証
6月に問合せ件数が増加した検証を行ってみました。まず、増加要因として考えられることは、以下の3点です。
- フリーレントキャンペーンの効果
- 梅雨で外出を控えた季節要因
- コロナ禍での規制緩和の広がり
先に結論を言うと、フリーレントキャンペーンの効果は薄く、前々からTESENのシェアハウスに興味があったけれど、コロナ禍がやっと落ち着いてきたので見学を申し込んだ。
これが、見学時にヒアリングして得た答えです。フリーレントキャンペーンの内容を知っていた方は、ごく少数に留まりました。
Googleのコアアップデートについて
2022年5月末にGoogleのコアアップデートが実施されました。コアアップデートとはGoogleが検索アルゴリズムを見直して検索結果を大幅に改善するためのアップデートのことです。
TESENのシェアハウスも集客のメインがSNSやブログ、Google広告です。最近ではブログ記事からの問合せもあるため検索結果の上位に表示されることは非常に重要です。アップデートによって検索結果の順位が変動する可能性があるので、定期的に順位を確認し、状況によってキーワード変更などの対応が必要です。
人から人へとつながる暮らし方
今月、入居された方の一人は、入居者さんの友人でした。入居前から何度かTESENのシェアハウスに遊びに来ていたこともあり、いつかはこんな人達と生活したい!と思っていたそうです。
このような、人から人へとつながる暮らし方は、ワンルームなどではありません。私たちが目指す「点から線へ、線から円へ」と広がっていく暮らし方を感じた瞬間でした。
7月の予測:キーワードは「大学生の自分越え」
過去4年間のデータを遡ってみると、例年7月の平均問合せ件数は24件です。この件数は、コロナ禍の真っ只中の数値も含まれているので、最低でも24件は超えると予測しています。
また、7月の問合せは他の月に比べ、平均年齢が低い傾向にあり、その要因の一つが大学生からの問合せの増加です。
日本の大学生は7月半ばに前期の試験を終え、夏休みを利用して新しいことを始めたい!といった気持ちがあふれ出てきます。
そこで、渡航規制も緩和され海外へ夢を馳せる人、日本国内で国際交流を求めシェアハウスへの転居を検討する人が増えると予測しています。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
photo:ムードメーカーは引越しの時もみんなを笑顔にさせるby TESEN
もっと、シェアハウス経営や運営を知りたい方は、こちらをご覧ください。